栃木県宇都宮市の西端に位置する古賀志山。
その麓に広がる、昭和初期から4代続く果樹園です。

01

始まりは梨から。
4代に渡るくだもの作り

初代である大柿弥八郎が昭和初期に梨を植えたことが始まり。
2代目の大柿照美の代には梨組合を設立。
3代目(現社長)の大柿和美がりんごとぶどうの栽培も始め、
現在は4代目である大柿丈彦が中心となって活動しています。

4代目
大柿丈彦
Takehiko Ogaki
02

山の恵みと
それぞれの特性を
引き出す作業で
おいしい果実が育ちます

山の麓に広がる約5ha(ヘクタール)の敷地は
傾斜地で水はけや肥料切れが良く、
水分、栄養分が制限された過酷な環境です。
そのような環境だからこそ子孫を残すための力である果実が
よりおいしく育ちます。
私たちの仕事はそんな果樹の力を
最大限発揮できるように手助けをすることです。

03

こだわっているのは
安心・安全なくだものを
安定して提供する、ということ

フルーツパーク古賀志では、
多くの人の普段の生活に寄り添い、
安心して食べられるくだもの作りを心掛けています。

今後も多くの方へ提供し続けていくために、
農薬散布履歴のチェックや肥料の量・時期、
作業の時期の記録、機械類の点検・整備、作業場の清掃など
くだものとスタッフの安全を保ちながら、
日々の作業に取り組んでいます。

04

当たり前のことを
当たり前にやる難しさと
直面する日々

全てのくだものを露地栽培しているため、
収穫は本来の旬の時期の8月〜12月となっています。
その収穫のために1年を通じて適時作業を行っています。

○剪定(12月~5月)
  → ○誘引(1月~4月)
    → ○摘果(5月~8月)
      → ○収穫(8月~12月)

上記のように作業を進めていくのですが、
自然を相手にしているので、気温、日照時間、降水量などによって
常に作業スケジュール、内容の微調整を繰り返す日々。
さらに大雨や台風など自然災害への対応も必須となります。
特定の時期に行わなければならない作業を
予定通りできないという状況にも多々直面します。
そこを長年の経験を元にした対応策の打ち出しや、
スタッフの尽力で乗り超え、毎年の収穫へと繋げています。
上記のような難しさが数多くありますが、
無事に収穫ができ、商品として提供できる際の喜びが
何よりのやりがいとなっています。

05

持続可能な栽培を

近年、社会全体で「持続可能な」という考え方が浸透してきました。
私たちが以前からこだわっている「安定した供給」には
自然環境や作業スタッフに多大な負荷がかからないことが大切です。
使用する肥料や道具、作業環境など、
「持続可能な栽培」をしていくためには
どうすれば良いかを日々考えながら取り組んでいます。
現在はJAうつのみやGAPに積極的に取り組んでおり、2021年には
とちぎGAP、その後は国際水準のGAP認証取得も検討しています。

GAPとは
農業生産工程管理(Good Agricultural Practice)の略称で
農業において、食品安全、環境保全、労働安全等の持続可能性を
確保するための生産工程管理の取り組みのことです。

今後もみなさまに身近に寄り添えるくだものを
作り続けていきます。

直売所のご紹介

選果場に併設した直売所で直接ご購入いただけます。
web上では扱っていない品種や
小分けの袋入りの商品などもお買い求めいただけます。

住所   栃木県宇都宮市古賀志町286
営業時間 9:00〜16:30(不定休・期間中無休)
電話   028-652-0665

近郊からの案内地図は こちら

概要

社名
有限会社フルーツパーク古賀志
住所
321-0341 栃木県宇都宮市古賀志町286
代表者
大柿和美
設立
昭和56年5月13日
資本金
300万円
事業内容
果樹園の経営(栽培・販売)
加工品の販売
保有圃場面積
5ha